伊達判決を生かす会


砂川の基地反対闘争からはや半世紀。
その事件判決には裏があった。
そこに生きた証人の戦いが半世紀を過ぎてた今も繰り広げられる。

憲法を重視した砂川事件「伊達判決」を今に生かし
日米謀議を示す公的文書の開示を求める
  伊達判決を生かす会

 1959年3月に、砂川基地拡張反対闘争(55〜57年にわたって砂川町・現在立川市の米空軍基地拡張のために行おうとした警官隊をともなった国の強制測量に反対する地元の反対同盟、社会党・共産党や総評・全学連の座り込みやデモなどの諸行動)で、米軍基地侵入の罪を問われた被告に「日米安保条約とそれに基づく米軍駐日は、日本国憲法に違反するので、無罪」という伊達判決が出されました。しかし、国は、60年安保改定のための日米の交渉にこの判決が影響しないように、異例の跳躍上告を行い、同年12月に最高裁が逆転判決を出したのです。
 2008年4月に米国立公文書館で、伊達判決直後から早期に最高裁で逆転判決を出すべく米国大使が日本の外相や最高裁長官(司法の政治からの独立、憲法の守り手であるべき)などと密議をし圧力をかけたことを示す14通の公電が発見されました。
 元被告(今や原告と呼ぶべきです)を代表して土屋源太郎さんが、2009年3月に日本側の公文書・記録の開示を、内閣府・外務省・最高裁、法務省に求めましたが、国の機関はいずれもそのような行政文書は存在しないなどとして、不開示の回答をしてきました。そんなことがある筈はありません。
 <伊達判決を生かす会> 私たちは、当時、土屋さんたちと一緒に砂川闘争に参加した人間、60年安保や平和運動などに関わった人間、現在、憲法9条を守る運動や安保条約無効訴訟を起こしていたりそれらの問題に関心を持っている人間、沖縄を始め米軍基地をなくそうと運動をしている人間などが集まって、土屋さん・坂田さんたち元被告の人たちと一緒に「伊達判決を生かす会」を立上げました。今会員は100人ほどです。
 しかし、国の諸機関から出された情報不開示の回答には承服する訳には行きません。この回答に対する不服申立などを行い、さらに情報開示請求訴訟などをして行こうと思います。また、今日の憲法改定の動きや9条を無視して米軍の世界戦略の中に自衛隊を組み込んでいる日米関係が、最高裁長官も巻き込んだ日米間の謀議の結果伊達判決を逆転させた最高裁判決となり、その結果もあってつくられてきたという歴史の事実を、より多くの人に知ってもらいたいと考えています。
 これまで、外務省などからの秘密文書の開示を実現したり、「伊達判決に抗議し日米密約の全面公開を要求する集会」を国会内の会議室や明治大学リバテイータワーホールなどで開いたり、沖縄を始めとする基地反対運動などと連携した活動を行ってきました。
 私たちは、国民生活に重要な影響を持ったすべての行政・外交・司法などの情報を国民に公開するように要求して行きます。私たちは、今日までの日米関係を対等平等・非軍事友好な関係に変革することを要求します。私たちは、政治に屈服・迎合しない司法の独立を求めます。私たちは、憲法9条の改定に反対します。また、そのような運動をしている人・団体と連携を強めます。

 伊達判決を生かす会 
共同代表: (故 坂田 茂) 土屋源太郎 塩川喜信 正清太一
事務局長: 吉沢弘久

 会員は、時間や手間が使える範囲で会の活動に参加しています。 また、法廷闘争などや会議、連絡など会の活動を進めるのに必要な財政は、会員の拠出金(一口1,000円で可能な範囲での拠出)と会員以外の方からのカンパでまかなうことにしています。

伊達判決を生かす会 事務局

〒102-0085
東京都千代田区六番町1
自治労会館2階 自治体退職者会気付 吉沢弘久
TEL:03-3262-5546 FAX:03-3239-7870


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